気の流れを良くし、すべてを浄化し、幸運を招く
無色透明の神秘的な魅力に満ちたパワーストーン代表の石。純粋で無色透明の水が数億年を掛けて結晶を繰り返し、石になったと知られる水晶はすべてを清め、浄化し、人々の持つ潜在能力を引き出し、幸せに導く最もポピュラーなパワーストーン。
古くは氷の化石と思われていた時代もあり、水の精が結晶化したとものと考えられていました。世界中で産出される水晶はいろいろな形状や種類も多種類で石英の中で、無色透明のものを水晶と呼んでいます。
日本では山梨県の金峰山麓あたりの鉱山群で発掘されたのは明治10年ころから始まり、一時はたくさん原石が取れましたが、埋蔵量が少ないため大正初期には原石はすでに枯渇して原石が出なくなってしまいました。山梨の研磨技術が発展したのは、多少なりとも山梨で原石がとれたので、研磨職人がさまざまな装飾品を作る過程で発展したものです。最初は京都の職人に研磨技術を伝授され印材から始まり、飾り玉、かんざしなどが当時は多かったということです。しかし、水晶が取れなくなり困っていたところ、昭和になると無尽蔵に豊富にあるといわれるブラジルからの原石を使い出して昭和初期より品質のよいブラジル産の水晶がたくさん入ってくるようになりました。
広大な鉱山を持つブラジル産の水晶は国産に比べると、比較にならないくらいたくさん産出されるので、当然ながら品質も良い物がたくさん取れるようになり品質の良いネックレスなども作れるようになれました。それでも最近は良いものは毎年少なくなってきています。
30年以上まえにこの宝石の業界に入ると同時に、海外からの原石輸入で主にブラジルやアフリカなどの原石産出国に行き、多くの原石を輸入してきましたが、この業界の研磨技術が向上し続けることができたのは、海外の原石のおかげと言っても過言ではありません。
細かく精巧にカットされた水晶がキラキラと反射し、季節を問わず、ブラウスやセーターの上からなど、イメージを明るく装います。他のネックレスやチェーンと一緒に組み合わせて使ってもとっても綺麗です